半透明プラバン
子供の頃に私も大好きだったプラバン…油性マジックで絵を描いて、オーブントースターに入れて温めると縮むあれです。
好きなキャラクターを映し絵して、キーホルダーを作ったり…
自分が小学生の頃に作ったミッチーこと三井寿(スラムダンク)のキーホルダーが実家の引き出しから出てきたのは、わりと最近の話です…ちなみにミッチーは今でも好きです。
そんなプラバンに、フロストタイプ(半透明)というものがあるのをご存じですか?
この半透明のプラバン、片面に細かい擦り傷がついていてザラザラしているので、マジック以外にも色鉛筆やパステルで着色できる優れもの。
油性ペンよりもたくさんの色で塗ることが出来るし、少し透明感のある仕上がりになるのでハンドメイドのアクセサリー作りなんかにも使われてたり…これは大人も子供も楽しめること間違いなし。ということで、今回はこれを使って息子と一緒に遊んでみました♪
用意するもの
- プラバン(半透明タイプ)
- 色鉛筆またはパステル
- オーブントースター、アルミホイル
半透明タイプのプラバンはダイソーとセリアで売られていました。今回はダイソーのものを使います。
(ちなみに通常の透明のプラバンでも片面にやすりをかけてあげると半透明タイプと同様に色鉛筆やパステルが使えるようになります。)
パステルはオイルタイプではなくてハードパステル(粉を固めたもの)を使用します。複数の色を使って混ぜ合わせることでグラデーションもきれいに仕上がります。
今回は自宅にあったパステルを使ってみましたが、ダイソーにもたくさんカラーが揃ったものが売られていますのでぜひ試してみてください♪
これで、“小さな水族館”を作ってみようかな・・・
プラバンで海の仲間たちを作っていきます。
先に半透明のプラバンに下描きしておいたものがこちら。(プラバンに描いた絵が見えやすいように無地のノートの上にプラ板を乗せてます。)
下書きは鉛筆です。黒線のほかに白の色鉛筆で模様も描いておきました。(見えにくいと思いますが…ジンベイザメの斑点模様や貝殻、海亀の甲羅などで白線を入れて…)
いざ、色塗りタイム!
パステルで塗って、指先で色を伸ばしたり混ぜてあげると簡単にきれいなグラデーションになります。
色遊びを楽しみながら…塗り終えたものがこちら。
もちろん色鉛筆を使ってもキレイに色が出ますので、パステルがなくても塗り絵感覚で楽しめます♪
ハサミで切り取って、穴あけパンチで穴をあけます。
ここまでできたら、あとはオーブンで焼くだけ。
プラバンを焼くときのコツ
プラバンを上手に焼くコツ…といっても、難しいことはないのですが、
余熱でトースターを温めておくと、均一に縮むようです。温め始めはトースター内の温度にムラがあって縮むときに形が歪みやすいので、余熱でトースターを温めてからプラバンを入れましょう。
アルミホイルの上にプラバンを間隔を空けて並べます。プラバン同士をあまり近付けて置くと縮む途中でくっついてしまう事があるので気をつけてくださいね!
取り出したらすぐに木板などをぐっと押し付けて、平らな状態にしてあげましょう。オーブンから取り出すと数秒で固くなってしまうのでこの作業はスピーディーに…サッと出して、グッ。もちろん出してすぐはアツアツなので火傷には十分お気をつけください!
そして何より、小さく縮む様子がとても楽しいので、子供の新鮮なリアクションをムービーに収めるなどしてみても良いかもしれません。4歳の息子も目を見開いてじっと観察し、オーブンから出したプラバンを見て歓声をあげていました。
完成!
出来上がりました!縮めた後のプラバンがこちら…
ちっちゃくなっちゃったー!UVレジンなど使ってさらに表面をツヤツヤにしたらもっと素敵になりそう。
一番右下の緑のヒトデは木板で平らにする際にポキッと…表面が湾曲したまま冷めてしまって、それを木板でグッと押したら割れてしまいました…。
オーブンから取り出すとすぐに冷めて硬くなってしまうので、平らにする作業はスピード感を大切に…
さて、気を取り直して…縮めたプラバンの穴にタコ糸を通して、家にあったものを適当に土台にして、飾り付けてみました。
無印良品のアクリルパネルに、キラキラした梱包材(ラッピング材の残り)を挟んでいます。上の部分は画用紙に切り込みを入れて、紐をひっかけられるようにしました。もう少し何かしら工夫できそうでしたが、取り急ぎ家にあったもので…
と、そんなこんな感じで出来上がった小さな水族館ですが、息子は気に入ったようです。
夜暗くなってから、ライトをつけてあげたりすると、また素敵で楽しい雰囲気になりました。
ちなみにその後、“お魚屋さんごっこ”に発展…魚達はみんな1匹200円で売られていました。
プラバン遊びはやっぱり楽しいですね♪また、何か作ってみたいと思います。